宇宙論1

宇宙を球面に例えるのは、有限で果てがなく中心もない(特別な点が存在しない)空間を認識する為のモデルとして球面が最適なだけであって、“宇宙は丸い”とか“ロケットで宇宙を一周出来る”と言ってるのではありません。…もし宇宙が無限ならば、星も無限個存在するはずです。遠くの星は暗く見えますが、遠いほど一つの領域に見える星の数が増えますから、暗さを数で補う為に夜空は星で昼間のようになってしまいます。これがオルバースのパラドックスといい膨張宇宙論へのキッカケでもあります。
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