クオルン〜砂漠の牧場

翌日、観測地近くの牧場へ出発!国道沿いは、まばらに草が生えてるだけで単調な風景です。途中30年前まで人が住んでいた集落跡地に寄った後、HAWKARと言う町で昼食を取ります。スタッフが食事の準備を始めた頃、アボリジニの子供たちが塀越しで様子を窺いにきました。人なつっこい感じがしたので、借りたビデオカメラで撮ってみます。液晶ファインダーを彼らに向けると、最初驚いた様子で自分の姿が映っていると分かるとポーズをとってきます。軽食が出来たので、彼らの姿を見ながら食べようと思ったら、もういません。子供たちのしつけは行き届いている感じでした。トイレに行く頃、子供たちがいて『明日日食が見えるんだよ』と言いながら、1998年にベネズエラで貰った日食グラスをあげました。その場を離れたバスは側道に入り、未舗装の砂利道を通過します。このあたりから砂漠気候となり、バスの後部座席からは砂煙がたっています。ここは一般の人が入れないらしく、途中3回の鉄門をスタッフが開けて15時頃に到着しました。あまりにも悪路だった為か、みんな疲れている様子でした。スタッフが食事の用意をする時間も無いと言う事で、今日予定された観測地の下見は中止!
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