ついに帰国

今朝3時半起床。夏とは思えない肌寒さの午前4時、アデレード空港へ向けTAXI3台に分乗して出発。頭ボケボケのまま、空港に着きました。気の早いクリスマスツリーが我々を迎えてくれます。ここから一気に日本まで帰国。途中メルボルンで飛行機を降り、同じ機種でシドニー〜成田空港まで移動します。メルボルン空港は鬼門でした。同じ飛行機に乗るから、荷物そのままで結構ですと言ってたのに、機内から荷物をお引取り下さいとアナウンスが流れたり、一度セキュリティチェックしたのに、またX線検査をしたり。挙句の果てに、FILMまでX線を通すし…日本の空港なら絶対ありえないことです。幸いX線セーフティケースに入れていたので、FILMは無事でした。成田空港の入国手続きは、カウンターが全て埋まるほど帰国者で溢れています。海外旅行の余韻に浸っている彼女は、いつまでも「日本に帰りたくな〜い」と言ってました。乗継で新宿に到着。冷たい雨に降られた時は、真夏のオーストラリアから真冬の日本へ、一気に現実へ引き戻された瞬間でした。
●出来上がった写真を見て…
今回の皆既日食は24秒と短かったので、太陽が月よりわずかに小さく、より多くのプロミネンスと彩層が見られました。数分続く皆既日食は、月と太陽の接触点が1つだけなのに比べ、数秒の皆既と金環日食では接触線となり、密接に両者の縁が連なります。そのため、月のクレーターから多数の太陽の光が漏れてダイヤモンドリングが連なるリングとなります。これをベイリーが発見したのにちなんで、ベイリー・ビーズと言います。オーストラリアでは、まさに感動のベイリー・ビーズと出会えました。
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