おとめ
2002/03/01 22:00
方位:東カラ南側14゚
高さ:17゚

掲示板書込
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5等星 34個
見つけ方
北斗七星の柄のカーブを延ばした春の大曲線を延長して、2番目に見つかる青白い明るい星が、1等星スピカ。
歴史
バビロニアではこのあたりの星の群を女神イシュタルとしているほど、たいへん古い星座である。プトレマイオス48星座の1つ。黄道12星座の第6座。ギリシャ神話では、おとめ座は農業の女神デーメーテールの星座とされている。デーメーテールは、花や草木の成長、穀物や果実の種まきや収穫をつかさどる女神である。神話によると、ある日、娘のペルセポネが冥土の神ハデスにさらわれたため、悲しんだデーメーテールは、自分の神殿にひきこもってしまった。そのため、地上では作物が実らなくなった。そこで神々は、ペルセフォネを1年のうち4か月だけハデスのもとで生活させ、8か月は地上の母のもとへ帰らせることにした。ペルセフォネが冥界にいる4か月間は、デーメーテールの悲しみのため、地上の草木は枯れ果て冬となるが、残りの8か月間は元気に仕事にはげむため、地上は春、夏、秋と季節が巡ってくるようになったと伝えられている。