うみへび
2001/11/19 03:00
方位:東カラ南側37゚
高さ:24゚

掲示板書込
0等星 0個
1等星 0個
2等星 1個
3等星 3個
4等星 9個
5等星 51個
見つけ方
しし座のγ星とα星(レグルス)を結んで、レグルスの方向に延ばすと、赤い星が目につく。これがうみへび座のなかでもっとも明るい星、アルファルドである。このアルファルドからふたご座の1等星ポルックスの方に、6つの3〜4等星でできたつぶれた楕円形が見つかる。これがうみへびの頭(鎌首)にあたる。ここから東に向かってへびの胴体が伸び、ろくぶんぎ、コップ、からすの各星座がその背中に乗っている。
歴史
うみへび座の星の群れは、フェニキア、ギリシャ、アラビアなどで「へび」と呼ばれていた。プトレマイオス48星座の1つ。うみへび座は、ギリシャ神話に登場する人を襲う「ヒドラ」の星座とされている。このヒドラは、英雄ヘルクレスによって、死闘の末に倒されたと伝えられる。ヘルクレスを憎んでいた女神ヘラは、ヒドラの死を悲しみ、同じくヘルクレスに踏みつぶされたお化けがにカルキノスとともに、天に上げて星座にしてやったという。