おうし
2000/07/27 02:30
方位:東カラ北側10゚
高さ:18゚

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見つけ方
冬の南の空で、頭の上に輝いている赤い星が、おうし座のα星1等星のアルデバラン。
歴史
バビロニア時代にはすでに牡牛の星座が設定されていたほど、歴史のある星座である。また、ギリシャ時代には、アルデバランは「牛の目」とよばれ、プレアデス星団は“プレアデス”として独立した1つの星座であった。このおうし座とプレアデス座はプトレマイオスの48星座に含まれている。黄道12星座の第2座。ギリシャ神話によると、この牛は、フェニキアの王女エウロパをさらうためにゼウスが変身した姿であるとされる。牛になったゼウスはエウロパを背中に乗せて海を渡り、クレタ島へ行ったと伝えられている。なお、エウロパはヨーロッパの語源である。また、ギリシャ神話では、プレアデス星団とヒアデス星団は、どちらも姉妹と見られている。詩人ヘシオドスは「仕事と日々」という詩の中で、プレアデス星団を「農業の季節を知らせる星」といっている。