くじら
2001/06/18 04:00
方位:東カラ南側27゚
高さ:19゚

掲示板書込
0等星 0個
1等星 0個
2等星 1個
3等星 4個
4等星 12個
5等星 41個
見つけ方
秋の四辺形の東側の辺を南に延ばすと、くじらのしっぽにあたるデネブ・カイトスに届く。デネブ・カイトスの東には、4個の星が台形をつくっていて、くじらのお腹を表わしている。さらにその先には、数個の星がいびつな円形をつくり、くじらの頭を表わしているが、ほとんどが3等星以下の暗い星。心臓にあたるミラの変光は目を引く。
歴史
バビロニアのころ、すでに原型がつくられていた歴史の古い星座。プトレマイオス48星座の1つ。ギリシャ神話では、海神ポセイドンの家来、化けくじらティアマトとして登場する。古代エチオピア王国の后(きさき)カシオペヤの娘自慢に怒った海神ポセイドンによって、地上に送られて暴れまわるが、いけにえとなったアンドロメダ王女に襲いかかる寸前、ペルセウスの持つメドゥーサの首によって石に変えられてしまい、海に没した。