りゅう
2001/12/01 22:00
方位:北カラ西側9゚
高さ:24゚

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見つけ方
こと座のベガを見つける。ベガの北の小さくひしゃげた四辺形ががりゅう座の頭にあたる星の並び。
歴史
たいへん古い星座で、フェニキア時代に「へび」といわれた星座にりゅうの原型が見られる。プトレマイオス48星座の1つ。りゅう座は、ギリシャ神話では「ヘスペリスの園にある金のりんごの木を守るりゅう」といわれていた。また古代エジプトでは、月を飲み込んでしまう「テュフォン」という恐ろしい怪物の星座であったとされる。1795年、フランスの天文学者ラランドが、ι星のあたりに壁面四分儀座(へきめんしぶんぎざ)を作った。四分儀というのは星の高度を観測するための道具で、精度を上げるために大型となり、壁に取り付けられていたことからこの名がついたそうである。しかし、へきめんしぶんぎ座が星座として認められたのは一時期だけで、今はもうない。